英国のペンテコステ派教会が2007年を「ロンドンのための年」(A Year for London)と決め、365日24時間の祈祷リレーを行うと発表した。1月1日から12月31日まで毎日毎時間、ロンドン市内や近郊で全ての教団・教派を巻き込んで祈りの連鎖を起こす。英紙クリスチャントゥデイが6日(現地時間)報じた。
発案者は、ロンドン最大のペンテコステ派教会のひとつ、グローリーハウスのジョナサン・オライド牧師。クリスマスを含む365日の祈祷リレーに参加するよう全ての教会に呼びかけている。リレーの経費はロンドンのホーリー・トリニティ・ブロンプトン教会のニッキー・ガンベル牧師が全額負担する。この教会は学習プログラム「アルファコース」発祥の教会として世界的に有名だ。ガンベル牧師は同プログラムのネットワークを利用して諸教会にリレーへの参加を呼びかけた。
オライド牧師は同紙の取材に対し「07年の毎日毎時間が教会の一致と祈りで満たされるよう願っている。神の御国が来ることと神の御心が成就されることを祈り続ければ、この街が必ず変わるだろう」と信仰を証した。