英・ロンドン東部に収容人数4万人の巨大なイスラム教モスクを建設する計画が浮上しており、キリスト教団体バルバナ・ファンドとキリスト教徒同盟(CPA)がこの建設に反対している。世界教会協議会(WCC)発行のニュースレター「国際超教派ニュース」(ENI)の報道で17日、わかった。
施工主はイスラム教布教組織「タブリジ・ジャマート」で、建設予定地として2012年夏期オリンピック用ビレッジからわずか1キロメートルの土地を購入したという。
完成すれば英国内最大規模の宗教施設となり、その大きさはロンドン南部モーデンにあるモスクの4倍、リバプールの英国教会(聖公会)の大聖堂(収容人数3千人)をはるかに凌ぐという。