レバノン市民を巻き込んだイスラエル軍の空爆に対してレバノンバプテスト協会は世界に祈りと救援を要請した。これを受けた世界バプテスト連盟救済委員会は、ヨーロッパ バプテスト連盟と合同で緊急支援金1万5000ドルを現地に送り、爆撃地の被害者のための食料や医療品にあてている。
レバノンバプテスト協会の報告によると450人の避難民が現在ベイルートバプテスト学校に逃れているという。8つの教室で夜を明かす避難民の多くは負傷しており治療は緊急を要している。アラブバプテスト神学校でも被害者の受け入れを開始した。
救済委員会の奉仕チームは一日20時間を救助や救援に費やしている。レバノンバプテスト協会社会教育委員会長のナビル・コスタ牧師は、世界バプテスト連盟に送った手紙の中でこのときこそ世界のキリスト教徒が塩と光になるときだとし、生ける神がこの事態に介入してくださることを祈り求めましょうと語った。
レバノンでの停戦のため、ヨーロッパバプテスト連盟をはじめとする各国のバプテスト連盟は相次いで緊急声明を発表。各自のウェブサイトに掲示している。