訪韓中の世界教会協議会(WCC)総主事、サムエル・コビア師が韓国と北朝鮮の統一のために北朝鮮の核兵器がすべて廃棄されるべきだと発言。WCCが南北対話のために持続的に努力する意思を明らかにした。
25日、韓国のエキュメニカル指導者らと懇談会を持った、サムエル・コビア総幹事は和解と平和を実現するためには暴力的な方法は解決をもたらさないと語ったが、「たくみな外交技術が必要」などの発言も見られた。
北朝鮮は現在公式に2つの教会を承認しているが、これらは海外に信仰の自由があることを表明することを目的に設立されたもので、メンバーは無神論共産主義社であるという。
WCCが北朝鮮に対して接触するには命がけで礼拝を守る地下教会の信徒たちとどのように関わっていくかが問題となる。和解の主体と模範が国を超えた主にあるクリスチャン同士の交わりにあることを意識した行動が求められる。