第19次世界メソジスト教会大会(WMC)が20日に開会礼拝を迎えた。世界各国から集まったメソジスト指導者は今回の大会が韓国で開催されたことを喜び、朝鮮半島と世界の平和を祈った。
WMCは5年に一度開催されるが、今回は韓国宣教120周年を記念してソウルでの開催となった。今年採用されたテーマは「キリスト、和解の神」。大会では朝鮮半島の再統一のために世界のメソジスト教会がともに祈ることが呼びかけられた。
会議では世界教会主義と対話、教育、世界宣教、家族生活、社会問題、国際問題、神学教育、礼拝、青年という世界規模で重要な問題となっているものが話し合われた。
WMCは世界130カ国に76の会員教団を持ち、前回の世界大会は2001年イギリスで開催された。
今回のように教派世界大会を開催する規模に発展した韓国のキリスト教界から日本教界は、隣人として多くを学ぶことができる。将来日本で同様の国際大会を開くことができるように、現状の建て直しと日本の教界の発展が迫られる。