パーパス・ドリブン(神の目的に導かれる)運動を世界的に進める訪韓中のリック・ウォレン牧師が13日ソウルで2万人を前に、14日プサンで1万4000人を前にPDC大会を開催、牧師や信徒を前にPDCを説いた。
韓国クリスチャントゥデイによるとリック・ウォレン師はPDCのために5つの点に力を尽くすことを呼びかけた。第一に神を知り、神を愛することを強調した彼は「朝起きて今日の計画がすべて失敗に終わっても神様を知り、もっと愛する一日になりますように、と祈る人生が、成功した人生だ」と述べた。
第二にすでに受けた愛を施し、第三に元気な教会は新しい教会を産まなければならない。成熟した聖徒が子供を生むように成熟した教会は新しい教会を開拓しなければならないという。25年前に開拓を始めたサドルバック教会では毎年1つ以上の教会を開拓し現在では35個の教会を擁し、登録信徒数10万人を超すという。
次に教会の協力について強調した師は「多くの雨が砂漠に花を咲かすように、私たち皆が協力することで神の大きな業が現れる」と話した。教会は互いに競争相手になってはならない。
最後に福音伝道への献身を勧めた師は「聖書には福音が地の果てまで伝わるときキリストが再臨されると記されている。世界宣教に献身することで私たちの世代に神様がいらっしゃることができる。聖霊の列車が発車するときに一生に乗っていこう」と伝えた。
リック・ウォレン牧師が14日にプサンでパーパスドリブン教会を説明する牧師セミナーは300人を予定していたが7000人近くの参加者となった。
韓国の教界が国際的な交流を通して他国の教会から積極的・謙遜に学ぶ姿を見て日本における国際交流の機会を増やそうとする声が生まれることが期待される。