世界的大衆伝道者、ビリー・グラハム牧師の大衆伝道大会が9日、米国メリーランド州のボルティモアで開催。救いのメッセージを聞きに3万3500人が参加した。
グラハム師は説教の中で「残念なことに、伝道大会をするには年をとりすぎてしまった。多くの人を前にして御言葉を宣べつたえるのはこれで最後でしょう」と述べた。
しかし師は大胆に世界がキリストを必要としていることを伝えた。「私たちは混乱と動揺の世界に生きています。おそらく今までありえなかった脅威に私たちは直面しています。」
87歳を迎える師の伝道集会は息子のフランクリン・グラハムが指揮を執った。前回の大会は2005年6月にニューヨークで開催された。
師の創設したビリー・グラハム伝道協会はフランクリン・グラハム師が受け継いで運営している。父と同様の伝道大会を世界各国で開催しているフランクリン・グラハム師は11月に来日し、沖縄で国際大会を開催する。
多くの日本人が救いを得るために教派を超えた祈りの準備が必要とされる。