【米ミシガン州】米紙クリスチャンポストによると、2006年度米キリスト教改革派教会年次総会が、先週末から米ミシガン州グランドラピッズにおいて開催され、米イリノイ州牧師が新会長に選出された。
選出されたのは、イリノイ州ロックポートキリスト教改革派教会牧師のW・ウェイン・リーズ牧師で、副会長にはオンタリオ州アンカスターキリスト教改革派教会牧師のウィリアム・フェーンストラ牧師が選出された。
両者はミシガン州グランドラピッズで行われた総会の代表を務め、2006年度を通してキリスト教改革派の長として奉仕することになる。
30万人からなるキリスト教改革派教会では、年度ごとの総会で新しい代表者らを選出し、最近の問題に対する報告を分かち合い、その打開に向けた議論・提案を行っている。
今年の年次総会では、エキュメニズム(世界教会主義)のための関係構築に焦点が置かれ、代表団はエキュメニカル憲章を改正し、オランダのプロテスタント教会との関係性の再構築を行うよう提案した。
また代表団は、小さな集会を支援するための新財政支援政策や、教団に仕えてきた年配女性が総会の代表団として奉仕することを認めることについても提案した。
総会ではビジネスセッションも開かれたが、これは非公開で、教団代表団らはこのビジネスセッションで議論された内容は公的にも、私的にも一切公開しないとしている。
米改革派教会年次総会は6月10日から17日にかけて開催されており、その一部はインターネットでライブ公開されている。(http://www.crcna.org/pages/synod06_webcasts.cfm )。