香港で開催された世界的なキリスト教指導者養成組織"EQUIP"による初めての指導者訓練大会で、4000人もの人々がキリスト教指導者としての訓練施設を切願していることがわかった。EQUIPでは2003年以来世界中で130万人以上ものキリスト教指導者を訓練してきた。
EQUIP広報部副部長のダグ・カーター氏は、「香港の主要指導者たちが現在緊急に必要が迫られていることは指導者訓練とそのための情報資源です。今回の大会で4000人以上もの参加者が募ったことから牧師やその他キリスト教指導者の訓練施設の強い要望があることがわかりました」と述べた。
今回の指導者訓練大会は世界各国においてクリスチャンの偉大な使命を全うするために世界中のクリスチャンを訓練しようとする、EQUIPのグローバルイニシアティブの一環である。
香港で開催された今回の大会では、EQUIPスタッフらは何度も「このような大会が必要だったのだが今までなかなか行おうとしても行われなかったものだ」という声を聞いたという。
EQUIP戦略的パートナーシップ部副部長のトム・アテマ氏は、指導者育成のための進展が成されたことを賞賛し、「おお、神に栄光あれ。私たちの計画は想像以上のスピードで進んでいます」と述べた。
EQUIPは指導者訓練を開始してわずか3年で100万人の指導者を訓練したが今後2007年までにさらに100万人、その後さらに100万人を目指して前進していくという。
先週末には何千人もの高度に教育され、大学キャンパスや教会で主要な指導的役割を果たしている人々らが集った。カーター氏は、「みんな大会で収穫を得ることができた」と述べた。
EQUIP香港支部ではスタッフ自身が良く訓練された指導者となり、その上でその他の指導者を養成し、より早く世界中の指導者を訓練するために奮闘している。
カーター氏は、「中国には現在数百万人もの指導者が必要とされています。ビジネス界でも中国は世界的戦力となっており、強い指導者が必要です。そして今その機会が開けたと確信しています!」と声高らかに述べた。
多くの人口を抱えているにもかかわらずなかなか福音が伝播しないアジアにおいては、2003年にアジア100万人指導者育成プログラムを立ち上げている。
アテマ氏は、「世界五大陸に500万人の聖書に基づいて奉仕を行う指導者が存在するとしたら世界はどうなるでしょうか?」と興奮しながら提案した。
アテマ氏の個人的見解としては、米国教会を除くすべての教会で急速に広まっている福音伝道について、「概して米国教会はカーペットの色とかどのように教会が大きくあるべきか、あるいは「自分の権益」に基づいた会議を開催しがちです。しかしその他の世界の教会、とりわけアフリカでは失われた羊に福音伝道するのにとても忙しくなっています。現在世界中で一時間に3000人の人々がキリスト教に改宗しています。このような状況ですから世界中あらゆる地域において指導者を訓練しなければならないのです。これはEQUIP一組織だけで成せることではありませんし、そのようにしたいとも思いません。私は米国教会はアフリカ教会やその他の世界の教会の必要のために呼ばれたとは考えていません。そうではなく、米国教会はアフリカ教会やその他世界各地の、神が世界的にこの偉大なミッションを全うするために与えられた教会のパートナーとして呼ばれたのです。
だからEQUIPはキリスト教徒をパートナーとして共に支援しているのです。このようなキリスト教徒の各団体・教会のパートナーシップを通じて偉大なミッションが成されるのです」と述べた。