2900人近くの牧師らが米国で最も大きいメガチャーチのひとつサドルバック教会に訪れ、目的主導型モデルをそれぞれの受け持つ教会の健全な発展のために適用する仕方を学んだ。
19日に4日間に亘る大会日程を終えたパーパスドリブン教会大会において、米カリフォルニア州レークフォレスト市のサドルバック教会には世界51カ国と米国内46州から教会牧師や牧師夫人たちが集ったという。目的主導型教会の核心となる原則を学ぶために海外から来た牧師のための同時通訳も行われた。
「人生を導く5つの目的」シリーズ著者でサドルバック教会牧師のリック・ウォレン師が2日間に亘る「人生の転換のための説教」に関するセミナーを開催した。サドルバック教会のリック・ウォレン牧師の主日礼拝の説教には2万6千人もの人々が出席しており、このメガチャーチの牧師は説教を準備する秘訣やどのように人生の転換に導くような説教をするかの秘訣を明らかにした。
セミナーの中には、"the P.E.A.C.E.Plan"という特別セミナーも含まれていた。これは昨年サドルバック教会が25周年記念日を迎えたときに立ち上げられたグローバルイニシアチブである。大会出席者らは巨大な「教会から教会へ」の総体的な霊的に飢え乾いた人々、腐敗した指導者ら、貧困、病気、文盲に対するアウトリーチ活動に加わる重要な機会を今回の大会で得ることとなったという。
この「目的主導型教会」大会は第一回ペンテコステ派およびカリスマ派諸教会のための目的主導型大会に引き続いて行われたものであるという。
今まで22言語において40万人以上の教会指導者らがリック・ウォレン牧師により直接に訓練され、現在目的主導型集会は世界中で大きな存在感を示している。リック・ウォレン師の著書「人生を導く5つの目的」シリーズは2002年の出版依頼3000万部以上の売り上げを記録している。
日本でも今回の大会のためにパーパス・ドリブン・ジャパン主催の目的主導型教会カンファレンス・ツアー2006が5月15日から23日の9日間の日程で行われている。ツアーには日本各地の牧師・牧師夫人らが参加し、今大会出席を兼ねて現地教会見学、観光、ショッピングなどの予定が盛り込まれているという。