米国中で主要都市と郊外がワイヤレスでつながり始めている。ワイヤレス無線市場の拡大に伴い、オンライン高速回線がオハイオ州の小さな村の住民にも利用可能になってきている。インターネットの社会的役割に占める地位が増すにつれ、キリスト教徒らはオンラインでできるだけ便利に福音が伝えることができるように取り組み始めている。
世界中のキリスト教徒らは7日日曜日に開かれる第二回インターネット福音記念日のためにオンラインホームページの向上に躍起になっている。
インターネット福音宣教会によると毎日ネット上で1400人ほどの人々がキリスト教のサイトをクリックしてキリスト教への献身を考えさせられているという。また"Pew Internet and American Life Project"による調査によると、およそ三分の二以上のオンライン米国人インターネットユーザーがインターネットで霊的および宗教的活動に参加しているという。
単純なホームページからブログページ、教育用サイトまで、インターネットを通しての福音主義の伝播の新たな門が開かれている。ある国際キャンパスクルーセイドフォークライスト(CCCI)のホームページを訪れた学生はその後、神について興味を持つようになり、独自の神に対する研究を行った後、キリスト教に献身したという。
世界福音ローザンヌ委員会議長のダグ・バードサル牧師は、
「このようなインターネットという新たな門を最大限に生かし、福音宣教に用いなければなりません。何百万人もの若者が毎週インターネットを閲覧しながらすごしています。私たちは積極的に彼らがイエスの福音で人生を転換するメッセージを聞くことができるチャンスを増やさなければなりません」と述べた。
グローバルメディアアウトリーチ地方理事長、インターネット福音同盟会員のアラン・バーバー博士は、インターネット福音記念日における主な焦点は教会がインターネットを福音宣教に使用するのを促進することだという。
グローバルメディアアウトリーチはCCCIの一宣教会で多様な人々に福音を述べ伝えるために25以上のホームページを作成している。このホームページは検索エンジンに“Who is Jesus?”と入力すると検索されるように設定されている。
バーバー氏は福音宣教で直接口で伝える伝道にかわって信仰を分かち合うホームページがより多くの人々をキリストの道へと促している、と述べた。
インターネット福音同盟議長のスターリング・ヒューストン博士は声明文で、
「急速な成長、世界的な普及度、経済的な安易さを考えれば、教会や宣教会はイエスキリストの福音を世界に延べ伝える予期しない機会をインターネットによって与えられたと言えましょう」と述べた。
インターネット福音記念日を設定したトニー・ホイットカー氏はキリスト教徒や教会が世界規模のインターネット活動により鼓舞されることを熱く望んでいると述べた。