【米クリスチャンポスト】 国際キリスト教児童支援団体「コンパッションインターナショナル」は30日日曜日に予定されている「コンパッション・サンデー」で2万1千人の孤児の養育者を見つけ出すことが出来ることに期待を寄せて、熱心に準備を進めている。
30日に予定されているコンパッション・サンデーは年に一度のイベントで、貧困の中に生きる孤児たちの必要性を満たすためのスポンサーや牧師らの集会である。この国家的イベントではただ単に孤児の物質面での必要性を満たすことだけが目的ではなく、孤児らをイエスキリストの下へと導くことも目的としているという。
米ミッションネットワークニュースに対するコンパッションインターナショナルの声明によると、コンパッションサンデーは毎年世界の孤児について配慮する人々が世の中の人々に聖書の御言葉と教会の必要性を知らしめるために設けられた日であるという。
この30日のイベントは孤児の在住する地元教会や地元のキリスト教徒らと提携し、彼らがコンパッションインターナショナルによって提供されるキリスト教材を用いて孤児たちをイエスキリストへ導くのを支援する予定であるという。
米コロラドスプリングスを拠点とするこの団体は、世界で最も大きいキリスト教児童教育団体であり、54年間に亘り20カ国以上で74万人以上の子どもたちに手を差し伸べている。しかしながら、コンパッションインターナショナルによると、手を差し伸べなければならない子どもたちの数は実際にはさらに多く存在しており、今年はコンパッションサンデーを通して、2万1千人の孤児の養育者を見つけることを願っているという。
コンパッションサンデーではビデオや小冊子を通して、貧困の中に生きる子どもたちを広く一般に認識させようとしている。
コンパッションインターナショナルに関するさらなる情報はこちら→ compassion.com (英語サイト)