【英クリスチャントゥディ】聖書協会が先週発表した新調査結果によると、英国で聖書の中で記述されている主要な出来事を起こった年代順に並べられるほどの聖書の基本知識を持つ人の割合は、クリスチャン全体の4分の一以下であることが明らかになった。
聖書協会によると、定期的に教会に通っている英国信徒のうち76%の人々は、聖書に書かれている出来事を順序立てて並べることができないことが明らかになったという。
今回の調査ではノアの箱舟、ソロモンの神殿の建築、イエスが5000人の空腹を満たすなどの聖書の中の主要な話が含まれている。
今回の調査は即答クイズ形式で行われ、キリスト教徒が聖書の深い部分で共有していると思われる前提知識を調査するために行われたものである。
今回の調査の結果は、聖書を創造、罪、イスラエル、イエス、使命、新たな創造を含む一ドラマと見なした聖書協会から出版される本"The Drama of Scripture(http://www.biblesociety.org.uk/l3.php?id=800)"の出版と同時期に出されたものである。
聖書協会のプログラムディレクターのアン・ホールト氏は、「聖書の内容についてはキリスト教徒でさえも理解するのに大きな困難があることが伺えます。"the Drama of Scripture"は、キリスト教徒の信仰生活を助けるため、神様の御言葉の重要性を新発見してもらうことに大いに助けとなります。それ故に私たちは英国で本の引用文を多く用いたパンフレットを大量に配布し、宣伝を大々的に行っているのです」と述べた。