第19回世界メソジスト大会が今年7月20〜24日、韓国で開催予定であることを大会スタッフが先週発表した。
世界メソジスト大会は5年ごとに開催され、世界中のメソジスト派のクリスチャンが集まり礼拝や交わりのときを共有するイベントである。ユナイテッドメソジストニュースサービス(UMNS)が1月30日に発表した報告書によると、世界メソジスト協議会の執行責任者ジョージ・フリーマン牧師は、「メソジスト宗派である我々の家族が共に集まる中に、神様が与えられる賜物を楽しみにしている」と述べたという。
今年の世界メソジスト大会のテーマは「キリストの中にある神による和解」で、このテーマによってある程度なぜ今回の世界大会がソウルで開催されることになったのか想像がつくかもしれない。
「世界中のメソジスト教徒が韓国のメソジスト教徒と合流し、この歴史的なイベントを通して韓国メソジスト教徒と共に韓国の平和、北朝鮮と韓国の統合のために共に祈りたい」とフリーマン牧師は述べた。
UMNSによると、韓国と北朝鮮の統合のための祈りに加え、参加者はエキュメニズム(世界教会主義)、対話、教育、世界福音主義、家族生活、国際社会問題、神学教育、礼拝祈祷式、青年問題など多岐にわたる重要課題に関するセミナーやワークショップに参加する機会が与えられる予定だという。
アイルランドメソジスト教会牧師で大会プログラム委員会の議長を務めるギリアン・キングストン牧師は、「キリスト共同体の唯一性はこの大会で集合する参加者たちを見れば明らかになるだろう」と韓国での大会に期待している。
前回の世界メソジスト大会は2001年7月にイギリスブライトンで開催されている。