現在250万人もの人々が食糧難に苦しんいるケニヤにおいて、ワールド・ビジョン(WV)によって食料支援活動が行われている。
WVによってケニヤ北東部の子供たちはポリッジ(粥状のもの)を与えられ,飢えを凌ぐことができた。ケニヤ北部では干ばつにより大飢饉が発生しすでに何十人もの人が飢えや病気で死亡している。国際援助団体はケニヤ北部の支援の緊急性を訴えている(AFP/Tony Karumba)。
干ばつ被害地域での食料援助に加え、WVは現在毎月2500トンもの食糧をトゥルカナ、タイタ、タヴェタ、キリフィ地域に配給している。 WVはアフリカ医療研究基金(AMREF)と提携しており、現在ケニヤ17地域113万9159人の難民に援助の手が行き届いている。
食料供給の他にも、WVは上下水道設備、食料安全計画などの生活改善プロジェクトにも加わっている。WVによると、ケニヤでもっとも援助を要する分野は飲料水と家畜用飼料、衰弱者のための栄養補給であるという。
ワールド・ビジョンはケニヤにおいて先駆的援助機関で2005年9月に開始された6ヶ月にわたる緊急援助機関の第三段階をむかえている。