24日のクリスマスイブ、中国でも、サンタクロースの衣装など、クリスマス向け商品が人気となっていて、専門の市場ができるほどの賑わいをみせている。
日本のメディアによると、中国南東部の義烏市にあるクリスマス商品の卸売市場では、価格の安さから、海外のバイヤーも呼び込んで市場が急成長している。
中国では信教の自由が保証されていない。しかし、キリストの誕生を祝うことが商売として成り立ち、国内での需要も増えているという。TBSによると、問屋の数は一昨年が50軒、去年は100軒、今年は140軒に増え、1軒あたりの利益は日本円にして300万円を超える。
経済成長がめざましい中国で、商業主義によるクリスマス商戦が活発になる一方、クリスマスの本当の意味を伝えられる信教の自由の課題が置き去りとなっている。