写真: 安載雄(アン・ジェウォン)現CCA総幹事は総会期間中、平和運動の方策を協議する「超教派平和会議」(Ecumenical Peace Congress )の設立案を発表、支援を呼びかけた。© CCA
5年に1度開催されるアジア・キリスト教協議会(CCA)の総会が先月終了した。総会開催中、タイ出身のプラウエット氏(Prawate Khid-arn)の新総幹事就任が可決された。プラウエット氏は今年6月1日に正式に就任(任期5年)し、豪州とニュージーランドを含むアジア19カ国、100教会団体、5500万人の代表となる。
またCCAは、現在香港にある本部をタイ・チェンマイに移転すると発表した。移転は18カ月以内に完了する。CCAは移転に向けて現在の本部事務所を売却する方針で、これにはチェンマイへの本部移転に必要な資金のうち100万米ドルを捻出する目的がある。CCAは、移転の主な理由として?運営費の削減?人件費の削減――などを挙げている。移転完了までの期間、香港には現在より小規模の事務所を設置し、最小限の人員で事務にあたるという。