世界教会協議会(WCC)は2月15日からスイス・ジュネーブで中央委員会を開催した。22日まで行われる。来年2月にブラジルで開催予定のWCC第9回世界総会に向けた準備が主な目的。総会の主題は『神よ、御恵みによって、世界を変え給え』。2日目の16日(現地時間)、早朝礼拝ではインド洋地震に伴う津波の被災国と犠牲者のための追悼式、また同日発効される予定(当時)の京都議定書のための祈祷会が行われた。
サムエル・コビア総幹事はこの日のセッションで、国際社会の経済的正義と公正取引を求める請願書に言及し、集まった指導者に署名を求めた。
同委の開催期間中は青年グループが接客を担当。WCCによると、「新しい教会」と「新しい世界」に対する若者の献身を強調する狙い。