トルコ・イスタンブールのブルガリア人系キリスト教団体の人権と信教の自由を侵害したとしてイスタンブールのバルソロメオス1世総大主教が訴えられていた事件で20日、国内の裁判所で判決が言い渡される。
世界のキリスト教会関連ニュースを伝えるEcumenical News International(ENI)によると、トルコ国籍を持つブルガリア共和国出身のボジダル・チプロフ氏は、総大主教が2002年10月にブルガリア人司祭コンスタンティン・コストフに対し「国内での礼拝奉仕をすべて禁止する」とした解雇状を送付したことは違憲にあたるとして、人権救済の申し立てをした。