米国南部バプテスト連盟(SBC)が六月十五日から開催される総会(インディアナ州ナッシュビル)の日程を四月二十一日付けで公表した。主題は「キングダム・フォーエバー」で、これは〇二年に始まった「エンパワリング・キングダム・グロース」宣言に倣ったもの。ジャック・グラハム総主事は同総会の第一日目をもって二年間の奉仕を終え、第一バプテスト教会のボビー・ウェルチ牧師(フロリダ州デイトナ)が新総主事に就任する(任期一年)。
今回審議される重要議題にバプテスト世界連盟(BWA)脱退問題がある。昨年末、南部バプテスト連盟の執行委員会は世界連盟脱退と資金援助停止を提案した。理事会は今年三月に入ってこれを受理し、総会では最終決議がなされることになっている。
また、代表者らは、ニューオーリンズ・バプテスト神学校の単独提携問題をめぐり投票による審査を行なう。同神学校は〇五年までに、連盟のほか二団体と新提携を締結する意向を明らかにしており、これは同神学校との独占提携を保持しようとする連盟側の意向と異なっている。