『The Purpose Driven Life(PDL)人生を導く5つの目的―自分らしく生きるための40章―』(パーパス・ドリブン・ジャパン=PDJ発行)の著者リック・ウォレン師(米サドルバック教会)の牧会理念を学ぶという目的で開催されていた「健康な教会セミナー2007」(主催・PDJ)が13日、閉幕した。PD運動の日本での専属コーディネーターを務める尾山清仁師(聖書キリスト教会・東京教会牧師)はセミナーで、「日本の教会それぞれが孤立することなく、一つとなり、互いに健康な教会になることが必要だ」と訴えた。
尾山師は、会場の聖書キリスト教会・東京教会(東京都練馬区)に全国から集まった約100人の牧師や信徒リーダーたちを前に、自分の弱さ、醜さをだれにも告白することができずに一人で抱え込んでしまう、悩ましい多くのクリスチャンが多く存在していると指摘したうえで、「だからこの運動が必要です。私たちは一人ではありません。弱さを表して正直になりましょう」「もっと日本の教会が一つになり、霊的に健康な教会になることを願います」と、成長ではなく健康な教会を目指すパーパス・ドリブン運動の重要性を訴えた。
セミナー最終日に主講師のゲイリー・スネイブリー師が講演。昨年米国で開催されたカンファレンスでウォレン師が5年ぶりに語った「目的主導型説教」について、その要点を集中的に学んだ。