日本バプテスト連盟(埼玉県さいたま市)が憲法第九条の改定などに反対するパンフレットとハガキを作成し、販売を開始したことが18日、わかった。
ハガキは九条と十字架をモチーフにしたデザインで、聖句「剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍を打ち直して鎌(かま)とする」(イザヤ2・4)や平和を願う祈りを記載している。
パンフレットでは「憲法改悪を許さない20人のアピール」として20人の連盟関係者が各自の信仰告白の課題として憲法について語っている。寄稿者には平良仁志師(同連盟理事長)、濱野道雄師(同連盟宣教研究所所長)、寺園喜基師(福岡・西南学院院長)らがいる。
同連盟の「憲法改悪を許さない共同アクション担当者会」は、連盟傘下の諸教会・伝道所と教会員が各自の信仰告白の課題として憲法問題に取り組み、祈り連帯していく運動を展開するよう求めたい考えだ。