カトリック教会およびルーテル教会との義認論合意などの実りを結んだ第19回世界メソジスト大会(以下、WMC)。7月下旬に韓国で開かれたこの大会を評価し、神様に栄光を返す行事が今月26日、韓国メソジスト行政総会で開幕した。
基督教大韓監理会(キリスト教大韓メソジスト教会、新ギョンハ監督会長、以下、基監)は、行政総会初日の26日午後、WMC大会報告および感謝礼拝をもった後、WMCの熱気をメソジスト教会のリバイバルの原動力へと昇化させることに尽力した。
この日、新ギョンハ監督会長は世界メソジスト大会を「韓国メソジスト教会が堅持してきた従順と一致の心の結果だ」と評価し、「神様がめぐみを施してくださり、誉れ高い大会であった」と語った。
同礼拝にはジョン・バレット世界メソジスト協議会会長とジョージ・プリマン総務が祝賀メッセージを送り、同大会が大成功のうちに開催できたことを評価して関係者にねぎらいの言葉をかけた。
7月下旬に韓国金欄教会で開催された第19次世界メソジスト大会は、「キリストの中で和解させる神様」というテーマの下、諸領域において和解の努力を尽くしたと評価も高い。
同大会で最も注目を集めたのは、メソジスト教会、ルーテル教会、カトリック教会の代表者らが、「義認教義に対する教義的合意宣言文」に署名した出来事だった。
これにより神学的葛藤の原因として数百年続いた「義認」に関する見解の差が克服という形で結論づけられ、諸教会の信徒のほか、社会からも多くの関心を集めた。