キリスト品川教会(東京都品川区)・付属幼稚園・付属品川地域センターが主催する第59回「楽しいバザー」が体育の日の9日、同教会で開催された。晴れ渡った日差しのもと、毎年子どもを主体に3000人以上の入場者があるバザー会場は、多くの子ども連れでにぎわった。
このバザーは、キリスト品川教会が1948年に会堂建築献金を募集し始めたのに合わせて、その翌年からスタート。当時は物資も少なく、駐留米軍に働きかけて中古衣料や食料の献品を求めるなど苦労も多かった。
しかし近年では、格調高い高級家具から、電化製品、新品衣料などの掘り出し物の献品が豊富で安いと、業者が仕入れに参加するほどの評判ぶり。毎年500万円から600万円の売り上げが見込まれるという。
会場にある庭のテント内では、地域の子どもたちが珍しい玩具や飲み物、食べ物を手に、元気いっぱいにはしゃいでいた。