動員数延べおよそ1000人、決心者は延べおよそ100人を記録した夏の伝道集会「サマー・イブニング・クルセード」を終えた淀橋教会(峯野龍弘牧師)では現在、集会で信仰を決心した人々を教会へと導くためのフォローアップが行われている。祈祷会では、決心者のリストを見ながら、教会員がその一人ひとりのために祈り、また、アンケートで住所を書いた来会者に礼拝の案内状を配るなどして、来会者・決心者を歓迎する明日の特別礼拝に備えている。
集会中は、教会の一室で絶えず祈り続けた「背後の祈り」チームの祈りが、8日間の天候と、連夜説教した主管牧師の峯野師、そして、人数が少ないながらもそれぞれの奉仕の場で全力を尽くした教会員たちの健康を守った。
気温が例年より涼しかったせいか、当日の呼び込みで来場した人が例年より多かった。中には、偶然通りがかって参加し、聖書のメッセージを聞くうちに心が変えられて「聖書の定期的な学びを受けたい」と志願した人も。アンケートを書かずに帰った来会者も多く、「実際の決心者は記録よりも多かったのでは」と教会関係者は話す。
今回、集会中に受洗を決心したのは4人。うち1人は来会者で、明日から主日礼拝に出席したい、と話しているという。洗礼準備者のためには、教会員が特に覚えて祈りを捧げている。明日も、新しく礼拝に出席する来会者の参加が予想されている。
現在、受洗者が年間で一人もいないという教会は、国内全体の65%を占めているという(CIS:教会インフォメーションサービス)。しかし、聖書に根ざした健康な教会は、必ず新しい「いのち」を生む。そして主は、「救われる人々を日々仲間に加え」られる(使徒言行録2:47)。