11月に開催される「沖縄フランクリン・グラハム国際大会」(11月3日〜5日)に向けた第4回目の徹夜祈祷会が7日、沖縄南部の那覇バプテスト教会で行われた。午後7時半から深夜12時半まで3部にわたって開かれたこの集会には、100を超える大会協力教会からおよそ140人の牧師や信徒らが集い、教団教派を超えた熱い祈りをささげた。今回は特に、北部の協力教会から牧師や信徒らが多数参加。教会協力のさらなる拡大が進んでいる。
沖縄北部の教会から大城啓子牧師(北部チャペル)、吉永功一牧師(日本同盟キリスト教団名護聖書教会)、南部から城倉翼師(那覇バプテスト教会)が、1部から3部までそれぞれ説教。?ペテロ3:9〜12、?サムエル1:1〜2:10、エステル記4:1〜17から、証し・伝道の大切さ、「いかなる祈りも神は必ず聴いていてくださる」との信仰をもって神にまかせ祈ること、信仰から来る祈りに真実なる神は必ず答えてくださることを説いた。
参加者らは、大会を間近にする中でもう一度神に立ち返り、熱心な祈りをささげてそのみわざを拝そうと、心を一つにして祈った。
大会祈祷委員長の新垣栄市牧師(聖書長老栄光教会)は、「教派の異なる者たちが集まる中で、私たちは互いにその違いを認め合ったよい交わりをしている。大会が近づき、互いに『一致していこう』という思いが各教会で強くなってきている」と教会の一致に向けた今後のさらなる期待を語った。