先日、大根を一つ買った。白い部分は使い切って、上の青いところと葉っぱだけが残った。私はプラスチック製の容器に水を少し注いでその葉ばかりの大根を浸し、流し台の横に置いておいた。
大根の葉は、買った時からしおれ気味だったので、本当に放っておいても成長するものなのだろうかといった気持ちで葉を見つめていた。3日が過ぎた頃、私の思いが伝わったのか、葉は少しずつ生気を取り戻した。
最初のうちは買った時と別段差がないようだったが、日を重ねるうち、葉は少しずつ成長を始めた。葉が成長し続け、やがて天に向かって真っ直ぐ伸びるようになるのを見ながら、生命とはこれほどたくましいものなのかと、葉をやさしく撫でながら考えた。
この命は、神さまが与えたもの。最初はみすぼらしくて枯れてしまいそうな大根の葉一つにも、神様の
創造の秘密が隠されている。水を与えただけなのに、備えられた生命力で大根の葉はすくすく育ち、黄色い花まで咲き誇るようになった。
これが命。こうして生命が広がっていく。神さまは、こんなに小さな命とも一緒にいてくださる。神さまがいるから、命が繋がれていく。
この頃、同性愛問題でアメリカだけでなく世界中が騒いでいる。世界は、創造の始めから男と女2つの性の結合で生命がつながれてきた神さまの愛そのものだ。これを無視して生命の根本を揺るがす同性愛は、生命の基礎である「家庭」を崩壊させるものだ。
禁断の実を食べたアダムとエバの末路が楽園からの追放であったことを、クリスチャンでなくても知っている。人権保護の主張から同性愛“結合”が認められた場合、将来の家庭はどのような姿で残されていくのか、真剣に考えてみる必要がある。すべてのものには、そのようになった意味がある。そのようにお創りになった神さまのご計画がある。
東京都 匿名希望