桃山学院(大阪府和泉市)は2年後に学院創立125周年、大学開学50周年を迎えるにあたり、学内外に広く桃山学院をアピールする目的で記念シンボルマークを募集している。募集資格は在校生、卒業生、保護者、教職員など学院関係者に限られている。
募集されるシンボルマークには「125」「50」の数字、またはそれらをシンボル化させたものをデザインしたものであることが条件。募集期限は2月28日まで。
応募作品は記念事業準備事務局が選考し、3月中に最優秀作品が発表される予定。最優秀作品賞受賞者には副賞として5万円分の図書券が贈呈される。
桃山学院の学院章には主イエスの弟子アンデレにちなんで「アンデレクロス」(X型の十字架)をモチーフに、アンデレが主イエスに出会ったときに呼びかけられた言葉、「SEQUIMINI ME」(「我に従え」という意味のラテン語)が刻まれている。アンデレが主イエスに従ったように、「自由と愛」のキリスト教精神に最後まで従って生きるという意味が込められている。
桃山学院は、1884(明治17)年9月に大阪川口居留地内の大阪聖三一教会裏の一室に、その前身となる三一小学校が英国聖公会宣教協会(CMS)により設立されたことに始まる。以来、同学院は「キリスト教精神に基づく人格の陶冶」と「世界の市民として活躍しうる国際人の養成」を教育理念として、120年あまりの歴史を刻んできた。