キリスト者学生会(東京都千代田区、以下、KGK)東北地区の冬合宿が26日、宮城県の「松島町民の森野外活動センター」で始まった。
今回の合宿は旧約聖書原文で用いられるヘブル語で男を意味するイシュ、女に当たるイシャにちなみ、「イシュイシャ合宿」と題した。合宿は28日まで続き、講師の高木実主事(KGK関西地区主事)、成実朝子主事(KGK東北地区主事)が性について聖書から解き明かす。高木主事は著書に「『生と性』―創世記1-3章にみる「男と女」―」がある。
「神が人間を男と女に創造された理由」、「男性や女性としてどのように生きると神が喜ばれるのか」、「男女の性はどのような性質をもっているのか」などをテーマに、男女に分かれて学ぶ。
KGKは、1960年代、信仰と生活の基準を神の言葉である聖書に置き、大学構内でイエス・キリストの福音を宣べ伝えることを目的に、当時早稲田大の学生だった尾山令仁牧師(現・聖書キリスト教会会長)が同大で開催した聖書研究会をその起源としている。この伝道の働きは全国に広がり、福音主義を土台として学生が超教派で学内宣教を担う運動として発展した。