キリスト教精神に基づいて建学された洛星中高(京都市北区)で23日、イエス・キリストの誕生を劇化した「クリスマス・タブロー」が上演された。タブローの上演は学生がクリスマスの真の意味を正しく理解し体現する場であり、高校生から中学生へと毎年引き継がれてきたもの。
衣装とセットで絵画のような世界を表現するタブローは、劇といっても台詞や動きはほとんどなく、聖書の朗読と聖歌の合唱で劇を進行する。
前日のリハーサルでは、出演する男子中高生約450人が参加し、「預言者によるイエス・キリストの誕生の預言」の第1幕から「誕生を喜び人々が集まる」第8幕まで演じた。