米国ブラウン大(ロードアイランド州)が学内で福音主義キリスト教サークルに活動停止命令を出し、市民団体らが反発している。
メディア各紙によると、同大は今年9月、長老派の流れを汲むキリスト教学生団体らの活動を禁じた。この措置で、学生100人以上が出席していた聖書の学びと集会が継続不能となった。一方、イスラム教やユダヤ教関連の団体に対する指導は確認されていない。
事態を重く見た米・教育を受ける権利協会(FIRE)は、学生らが話し合いの場を設ける権利を主張し、学校側の詳細な説明を要求している。同大関係者は米メディア各紙に対し、「宗教団体として守るべき指針を守らなかった」とだけ述べ、具体的な答弁を避けた。