UBF(University Bible Fellowship)の東京センターで7月9日、LAの宣教報告会が行われた。報告者は今回4年ぶりの来日となるマリ・ロペス宣教師、テリーロペス牧者夫妻。同報告会では、マリ・ロペス宣教師が自らの救い証し、宣教中に受けた恵みについて語った。約40名が参加し共に恵みを分かち合った。
マリ宣教師は救いに至った経緯について「もともとノンクリスチャンの家庭に育ち、クリスチャンに対して“聖書でいう神だけが神なのか”という強い反発心があった」という。そんなときUBFの宣教師に伝道され、聖書を完全に否定したいという気持ちから聖書を学び始めた。「しかし、学んでいくうちに聖書の神が真の神であることを確信した」と信仰の証しをした。
同会には、聖書を学び始めたばかりの参加者もいたがその証をきいたUBFスタッフの一人は「日本にはよろずの神々がいると、多くの日本人が思っている中で唯一の神がいることを知る良い機会になったのでは」と語った。
また、LAでマリ宣教師らはLAのUCLAのキャンパスで伝道活動をしており、センターから長く時間がかかる距離にあるにもかかわらず、毎日伝道をするために通った。マリ宣教師は、「ロスで多くの苦労もあったが祈るといつも間近に神を感じ、助けられてきた」と語った。現在LAセンターのメンバーの中には毎日来て真剣に聖書の学びをしている人もいる。
UBFでは、2041年までに233カ国に10万人の宣教師派遣を目標にしている。これは、2001年に設立40周年を迎えた際、これから40年は世界に目を向け、世界宣教に尽力しようというビジョンを掲げたことからこの目標が決まった。
世界宣教のネットワークを拡張していくUBFで日本での宣教拡大、日本人宣教師派遣も期待される。そのような中、日本UBFで8月12日から15日までの期間、YWCA東山荘を会場にサマーキャンプが予定されている。関係者は「参加者一人ひとりがメッセージを聞き、御言葉に基づいて自分を省みる良い機会になればと思います。また、賛美や様々なイベントもあるので、大学生以外の方でも、どなたでもご自由に参加してください」と話した。