上智大「社会正義研究所」と国際基督教大(ICU)「社会科学研究所」が10日、上智大の同研究所開設25周年を記念し、同大で国際シンポジウムを開いた。ワークショップの後に両大学による共同の祈りの時間を持ち、プロテスタントの永田竹司牧師(ICU教会)、カトリックの増田祐志神父(上智大学神学部)が交互に祈りをささげた。
シンポでは開放の神学(85年)や教会の社会教説(91年)など社会正義に関する発表があった。
このシンポは、1981年の第一回より両大が交互に会場を提供。社会正義というテーマのもと、カトリック系学校とプロテスタント系学校の協力する姿が見られた。