香川県の四国学院大・清泉礼拝堂で3日、「日韓友情年記念メサィア演奏会」(同大クリスマス・プロジェクト実行委員会主催)が開催され、同大の学生が韓国の姉妹校、韓南大の学生25人と共演した。会場に詰め掛けた学生や地域の住民らおよそ230人が、指揮者・ソリストを含む総勢20人のオーケストラ演奏と、2校を代表する合唱団の歌声に聴き入った。
この催しは、日韓友情年を迎えるにあたって、韓南大「セレステ合唱団」を招待して実現したもの。
来場者は「韓国の学生の合唱からパワーを感じた」「演奏と合唱の素晴らしい調和に感動した」と感想を話した。閉幕後も会場から拍手が鳴り止まず、来場者はスタンディングオーベーションで演奏者全員をたたえ、両国の友好を祝福した。
「本大学の信仰の証し」(主催スタッフ)として開催されたこの演奏会について、主催側は「多くの方と一緒に神を賛美することができた」と喜びを語った。
四国学院大は、ミッションスクールとして様々なクリスマス行事を毎年12月に開催する。10日夜に「善通寺市民クリスマス」、17日に「ハンドベル・クリスマスコンサート」を清泉礼拝堂で行う予定だ。