12月28日から30日にかけて開催される青年大会すっとKANTO(協賛:日本福音同盟(=JEA)青年委員会)の実行委員会が今月28日にウェスレアンホーリネス教団事務所で行われたことが同日わかった。実務を担当する実行委員の16人が集まり、開催まで残り少なくなった期間を懸命に働いている。実行委の牧師たちの願いは、参加する青年が神の働きを担うようになることだという。
すっとKANTOの会場は同教団淀橋教会(新宿区百人町1−17−8)の予定。同教会がこの大会を後援する。JEAに加盟する教会以外に多教派からも協力を募集し、既に日本基督教団傘下の教会などが名乗りを上げている。同大会事務局長の石田敏則牧師(シオン・キリスト教会蒲田教会)は全ての教団教派から青年の参加を望むと述べている。
同実行委の3分の2の委員は青年大会「SSST青山」(=すっと青山、03年8月)実行委のメンバー、残りが同大会の参加者という。青年大会の経験者を揃え、3カ月という準備期間にも準備を手際よくこなす。自教会の牧会を担う人もいるため、特に祈りと信仰を大切にしている。
日本の全教会に対し、石田師は大会のための祈りを要請している。
?多くのクリスチャン青年が大会に集い、大会を通して宣教に用いられていくように。
?この大会に呼応した集まりが全国各地に広がるように。
?寒い季節の開催となるため天候が守られるように。
?当初300万円だった予算が400万まで膨らんだため、財政的な満たしがあるように。
(実行委員の食費や交通費を自己負担とするなど献身的な働きがあるという。)
石田師は、このような超教派の集会に未信者の人々が導かれ、伝道の機会となれば、と話した。
本紙の取材に対し、同大会実行委員長の小寺徹牧師(ウェスレアンホーリネス教団、ひばりヶ丘北キリスト教会)は、この大会に参加する青年たちが宣教の使命に目覚めることを期待すると語った。神の祝福の証人として青年が奮起するために、大会が神の恵みと祝福で満たされたものとなればと述べた。