KGK(キリスト者学生会、以下KGK)は、「DPM」(Daily Prayer's Meeting)という祈り会を奨励している。
早稲田大KGKのホームページによると、KGKは、DPMを活動の最も重要な働きとして紹介。毎週月曜日から土曜日の昼12時25分から25分間DPMを行っている。KGK運動の水準の高さをうかがい知ることができる。
KGKは「祈りとは、神様との直接的な会話….。祈りによって、神様との交わりを持つことができる」(同ホームページ)としている。
メンバーが少ない大学では、祈り会をしても参加者が集まらないことがある。大学生は授業やアルバイトなど、毎日忙しい日々を送っている。それを考えると、確かに、祈りは個人でもできるし、わざわざ少数の学生が毎日集まって祈る必要はないのでは、との声も上がるかもしれない。
だが、KGKは、聖書の言葉「…どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。…わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです(マタイ18:19-20)」から、祈りのために一つに集まることの重要性を強調する。
一人の学生の祈りから始まったKGK運動の中心となって支えてきたのは、「祈りによって生まれ、祈りによって支えられてきた」ことへのKGKの強い信仰だ。