韓国、そして日本でも多くのクリスチャンに今もなお愛されているゴスペルソング『君は愛されるため生まれた』を作詞・作曲したイ・ミンソップさんが11日、大阪市内にある大阪クリスチャンセンターでのゴスペル・コンサート(主催:日本ツラノ書院)に出演。クリスチャンを中心におよそ280人が集まった。
韓国ソウル・オンヌリ教会(ハ・ヨンジョ主任牧師)で中学・高校生の賛美集会を導くイ・ミンソップさんは、同教会である日本人牧師が語ったメッセージをもとに歌詞を作成した。日韓合作とも言えるこの曲が、日本と韓国の教会に与えた影響は大きい。韓国では、新しく教会に来た人を迎える歌として定着しつつある。また日本では、この歌がある公立学校で歌われるなどで広く知られるようになり、現代社会で苦しむ多くの人々の傷ついた心を慰めている。
若者からお年寄りまで幅広い年齢層が集まった会場では、イ・ミンソップさんをはじめ、ソウル・オンヌリ教会で中高生の礼拝を担当する先生らの歌と演奏に、会衆は心を合わせて主を賛美した。参加者は「(ゴスペルソングが)とてもやわらかかった」などと、演奏と御言葉のメッセージに心が癒された喜びを語った。