3日午後2時から東京女子大学にてゴスペルワークショップ2006が開催された。会場には100名以上ものゴスペルファンが集い、主に賛美を捧げた。賛美引導者として米国“National Convention of Gospel Choirs and Choruses(NCGCC)”で長年指導的立場にあるバーナード・ピンダー氏、レナード・バークス氏が、ディビッド・ウェイン・クロフォード氏と共に来日。参加者らにゴスペルを指導した。
NCGCCは、ゴスペル史上に燦然と輝く傑作「Take My Hand Precious Lord」の作者として、またゴスペルそのものの創始者として知られるゴスペルの父トーマス・ドーシー氏が70年以上前に作ったアメリカで最初の、最も伝統のあるゴスペルワークショップである。
参加者にはゴスペルソングの歌詞が配られ、参加者の希望するパートに別れ、ソプラノ・アルト・テノールの3部合唱を行った。
途中テノールで音域が高いと感じられる参加者のために、急遽バスパートが追加されるなどの参加者への配慮もなされた。
ワークショップは午後2時から午後5時まで行われ、レナード氏、バーナード氏に引導され参加者らは各パートに分かれて"What a wonder you are","Heaven"などのゴスペルソングを熱唱した。
レナード氏は、参加者のあまりの調和した熱唱ぶりに、「みんなアメリカにつれて帰りたい」と参加者を賞賛した。
ワークショップは4日も午後2時から行われ、5日には東京女子大学講堂にてワークショップ参加者によるコンサートが開催される。コンサートは5日午後2時30分開場、午後3時開演予定で、熱いゴスペルソングの歌声が東京女子大学講堂中に満たされる。
コンサート入場整理券申し込み(入場料無料)はEmi with Gospel Choir Voce(電話090・3473・0857)まで。