様々なスタイルのクリスチャンアーティストを集め、音楽を通して福音を伝える音楽宣教団体「GOCHA」が主催する「GOCHA WEST UNITY FEST 2005」が今月1日、大阪府豊中市の服部緑地野外音楽堂で開催された。地元大阪を中心に約230人が会場を訪れ、まだ夏の暑さが残る青空の下、若さあふれる15組のゴスペルアーティストが7時間弱にわたる熱いライブを繰り広げた。
GOCHAは毎年、14、5組のアーティストが参加する大規模なライブを東京と大阪で開催している。大阪では2回目となる今回のライブには、地元で活躍する多数のアーティストが参加。青少年更生の働きを行う大阪市中央区の弟子教会(金沢泰裕担任牧師)からも教会所属の賛美メンバーが参加し、教会員による証も行われた。
宣伝のためのトラクト配布時期が予定より遅れたことなど今後への課題も残されたが、参加者からは「様々なアーティストの演奏が一度に聴けてとてもよい」「いろいろな賛美の形があって勉強になる」などと感想が寄せられた。
静かなソロの弾き語りから、激しいハードロック、ヒップホップまで様々なジャンルの音楽が交じり合う文字通りの「ゴッチャ」ライブ。それゆえに教会では受け入れられにくいこともあるが、このスタイルが若者には必ず必要だと話す代表の田中さん。
ダビデがゴリヤテと戦うとき、彼はサウロが渡したよろいかぶとを脱ぎ、自分が使い慣れた石投げを手にして偉大な勝利を収めた。そのように、教会の若者が音楽宣教をするとき、これまでの伝統的な音楽スタイルに縛られることなく、今まで自分が慣れ親しんできたスタイルで自由に福音を伝えるときに、少年ダビデのように偉大な勝利を収めるのではないかと話した。
Gochaでは、今注目のゴスペルアーティストをゲストに招き、生演奏やトークを交えたインターネット番組「Radio Gocha」の公開録音を毎月第二木曜、ムラサキスポーツ本社ビルで行っている。来月5日には、静岡県浜松市の聖隷クリストファー大学学園祭でのライブも予定している。
Gochaについて詳しくは公式サイトまでhttp://www.gocha.net