ヴォーカル・デュオ「たまりの」の2ndアルバムリリースに伴い、13日ヤマハミュージック銀座店で発売記念コンサートが開催された。今回のアルバム「そばにいるよ」には、「もみじ」「雪」など四季を歌った歌のほか、「きずのある手」「神とともにいまして」などの賛美が収録されている。会場には多くの人が訪れ、狭いながらも観客であふれた。二人にデビューのいきさつやこれからの活動について語ってもらった。
双子の姉妹である二人は、同じ米国の大学で声楽を学んだ。デビューのきっかけは、卒業を控えた最後の学期、末期がんが発見された母親からせっかくなら記録に残してほしい、と言われたことだという。休学して帰国後、日本宣教音楽学校(JMMS)のジョシュア佐佐木学長やホザナミュージックなどの協力を得てデビュー。母親が生きている間に、という願いがかなうこととなった。二人は、すべて神様がドアを開いてくださり神様が準備してくださったことと語る。
アメリカでクリスチャンとなった二人は、自然の情景を表現する歌でも神様のすばらしさを感じながら歌うように変わったという。賛美や伝道の歌を歌うときは、言葉以上に思いを伝えたいと話す。信仰を持ち始めたとき、亡くなった友人のことが心残りとなった経験があるという二人。そのときあいまいにしていた神様の愛を、悔い改めの心を持って若い人に伝えたいと話す。
YAMAHAのコンサートは想像もしていなかったことという。考えもしなかったところに連れて行ってくださった神様。これからの活動も今までリードしてくださった神様の遣わされるところに従っていきたいと語った。
「たまりの」についての詳細は公式ホームページより。 http://tamarino.hp.infoseek.co.jp/