英国国教会(聖公会)やローマ・カトリック教会が、作品の映画化に一切協力しない方針を発表している「ダ・ヴィンチ・コード」の映画撮影に関して、英国のロスリン礼拝堂は撮影を許可した。
英北部エディンバラ近郊のロスリンにある同礼拝堂は、テンプル騎士団ゆかりの礼拝堂として知られる。1446年に設立され、500年以上の歴史を誇る。原作では最終シーンに登場し、現在は多くの読者たちが訪れている。9月の撮影時には4日間閉鎖される予定。
ダ・ヴィンチ・コードはこれまで、ロンドンのウェストミンスター大聖堂が撮影を許可しなかったのに対し、リンカーン聖堂や仏ルーブル美術館などは撮影を許可している。