混迷を深める日本社会に贈る「自由学園」の人間教育。羽仁もと子、羽仁吉一が創立した自由学園の理念と実際をはじめて世に問う。昨年天に召された3代目の学園長が病床でまとめた力作。(教文館)
「生きていく中で日々出会う選択を正しくできる判断力、出会った問題を解決できる実行力、喜んで他人のために力を出せる隣人愛、これらを備えた人が増えたなら、どんなに日本の社会が住みよくなるだろうか」(本文より)
よく生きる人を育てる
羽仁 翹 著
教文館出版部
四六判/270頁/定価1575円(税込)
2005年2月22日発売