【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)家庭評議会議長のエンニオ・アントネッリ枢機卿が、カトリック教会が常に、離婚した人、再婚した人を、「真理と慈愛をもって」受け止める、と確言した。コロンビアのボゴタで3月29日から4月1日まで開かれた、家庭宣教に関する中南米司教会議の席上、述べたもの。
「離婚し、新たな結合に入った人は。キリスト教の結婚が要求していることに反する状態に留まっている限り、聖体を受けることも免罪の秘跡に預かることも出来ない」が、他の方法で神の憐れみを見出せるよう、手を差し伸べられるべきだ。教会はその人たちと共にあり、「謙虚さを保ち、神の意思を理解し、より従うように祈る」ことを勧める、と言う。