同ワークショップ実行委員長の虫鹿(むしか)悦子氏は、「十分な食料も生活用品も届いていない被災地の現状や、大切な家族を失った方々の様子を拝見しては、 TVの前で呆然と、言葉もなく涙する日が続いています」「でも私たちは、動けます。活動する時間も物資も、あります。それならば、泣いたり怯えたりして不安を抱えて過ごすのではなく、いま与えられている貴重な時間を、 未来へ続く時間に変えていきたい」と話す。
同クラブの運営母体となるのは、ゴスペルを通じた国際協力活動を行う「NGOゴスペル広場」。ゴスペル教室のレッスン料やコンサートの収益金の一部を、途上国での学校設立や職業センター設立などの国際支援に継続的に当てている。2007年の設立以来、そのユニークな活動が注目され、現在は全国13拠点、総勢1200人のメンバーを抱える日本で最も大きなゴスペルグループに成長した。
ワークショップの講師はNGOゴスペル広場代表のナナ・ジェントル氏。ピアニストは名手久詞氏。性別や年齢による参加制限はなく、子どもの同伴も可。4月24日(水)午後3時半から同5時半まで(途中参加可)。会場はJR/西武線・国分寺駅北口徒歩5分の司スタジオ(国分寺市本町4-20-10)。
参加費は1000円。支払い方法は、事前の銀行振込、当日の現金払いのいずれか。参加費は全額、日本赤十字社を通して被災地に贈られ、銀行振込による支払いはイベント当日を待たずに贈られる。
申し込み・問い合わせは、申し込みフォームで。電話(03・5428・8638、平日・午前9時~午後6時)でも問い合わせを受け付けている。詳細はウェブサイトで。