しかし、実は100ほどの教会から反応があり、物資は大教会からも何十もの大箱が送られてきました。とても、小さな当教会からだけでは2トントラックを埋めることはできませんでした。近所のクリスチャンではない人々からも多くの援助を受けました。
第2チームは火曜日出発です。まだ、物資を必要としていますし、座間米軍キャンプから大購入する可能性を打診中ですが、NPO特別支援パスを取得したことから、大量に購入できるストアーを探していますので、情報のある方は教えてください。
批判はやめよう!!!
米国の報道で福島原発の働き人や自衛隊をヒーローとしてとりあげている記事がありました。日本ではうるさく批判ばかり受けているようです。批判されてばかりいれば、人はどうしてよいかわからなくなります。
東京でソファーに座ってテレビを見ながら、いのちがけで戦っている人たちを批判する姿ほどみっともない姿はありません。彼らは祈りと応援を必要としているのです。
何時間もテレビを見ることを止めて、聖書を開き、神のあわれみと助けを求め、政府のリーダーたち、原発関係者、東電の人々のために祈るのが私たちの仕事です。大混乱の中で働いている人たちのために祈りましょう。
ある人は物資を被災地に運び、ある人は家族を連れて南にくだり、ある人が外国に逃れています。それぞれ、人の価値観も優先順序も、危険の許容度も違います。自分と同じ行動を取らない人は、おかしいように見えるものですが、自分らしい行動を選んでも、他の行動を取る人を笑ったり、批判したりすることはやめましょう。それぞれ、キリスト者はキリストにあって自由を与えられているのですから。
平野耕一(ひらの・こういち):1944年、東京に生まれる。東京聖書学院、デューク大学院卒業。17年間アメリカの教会で牧師を務めた後、1989年帰国。現在、東京ホライズンチャペル牧師。著書『ヤベツの祈り』他多数。