東北地方太平洋沖地震の発生時、韓国を訪問していた世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、訪問先の韓国から世界中の教会に被災した日本の人々のために祈るよう緊急の呼び掛けを行った。
地震が発生した11日、トゥヴェイト氏は「地震と津波という二つの災害に打ちひしがれた日本のすべての人々の悲鳴とその様子を、今日ここアジアで目の当たりにして、大きな衝撃を受け、震える思いだ」とコメント。
「我々はすべての犠牲者、遺族、また今も余震の恐怖の中にいるすべての人々へ深く同情する共に、彼らのために祈る」「愛する人を失った人、愛する人を見つけることができない人々のために祈り、家を失い、この壊滅的な被害に遭遇している人々のために祈る」と語った。
トゥヴェイト氏はまた「世界中の教会は、日本の人々のために、また今もまだ継続しているこの恐ろしい災害の影響を受けている人々のために祈ってください」と呼び掛け、「我々は、キリストを通して深い一致と哀れみを、苦しむすべての人々に示された神に祈る」と語った。