【CJC=東京】マグニチュード8・9という日本の観測史上最大規模の「東北地方・太平洋沖地震」は、巨大な津波を誘発、岩手・宮城・福島の各県を中心に大被害を招いた。
この惨事に世界のキリスト教指導者が支援と激励の意向を示している。
教皇ベネディクト16世は、地震と津波被災者に、この難局に当たり、「共にある」と励まし、力つけられるよう神の祝福と慰めがあるよう祈る、と表明した。
英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教は、日本聖公会の植松誠首座主教に宛て、現状況下の日本の人々への支持と祈りを表明するメッセージを3月11日送った。
米聖公会のジェファート・ショリ総裁主教は、「行方不明者を捜索し、死者の埋葬を始める」日本の人々と共にあり、その人のために祈る」と語った。
カナダ福音ルーテル教会のスーザン・C・ジョンソン監督は、教会員に日本の人々のために祈るよう呼び掛けた。
国際赤十字委員会(ICRC)は、今回の東北・太平洋沖地震被災者が家族・友人と連絡が取れるように英語ウエブサイトを立ち上げた。