ビリーグラハム伝道協会は11日に生じた東北地方・太平洋沖地震を受け、ホームページ上で緊急ニュースを表示し、「日本の人々のため、太平洋・ハワイ地域の人々のための祈り」を呼び掛けた。11日23時時点で死者88人、不明者398人となっている。
ビリーグラハム伝道協会のフェイスブックページでは世界各国からさまざまな人々の祈りへの応答、およびメッセージが書き込まれている。
ニュージーランド地震、中国雲南省での地震などを受け、世界各国で自然災害への懸念が高まっている。ビリーグラハム伝道協会のフェイスブックページでは「日本は地震対策がもっとも良くなされている国である。主が来られる日のために準備してほしい。日本人の痛みはよくわかるが、今こそ彼らが神様はただおひとりであることを知り、全能の主に向かって日本人が祈ってほしい」「イエスキリストが私たちの心にあるなら、私たちはすでに答えを得ている」「日本の地震速報を今朝聞いてからずっと祈り続けている」「私が主を求めると、主は答えてくださった。私をすべての恐怖から救いだしてくださった。(中略)主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される(詩編4章4~7節)」など信仰ある力強いメッセージが書き込まれている。
気象庁は今回の地震は国内の観測史上最大の地震でありマグニチュード8.8となったと発表した。国内各地で余震が続いており、大津波警報が出されている。