昨年秋に大阪で初めて開かれた超教派の聖会「聖書聖会」について、同実行委員会はこのほど、昨年講師を務めた米アラバマ州ディアフット・バプテスト教会主任牧師のロジャー・ウィルモア氏を講師に迎え、今年11月に再び開催することを決定した。
この聖会は、地元教会の牧師らが中心となり、何よりも聖書の御言葉によって地元のキリスト者が養われる聖会を開きたいと、昨年11月に初めて開催した。会場となった大阪府八尾市のグレース宣教会・グレース大聖堂には、3日間で地元教会の教職や信徒ら延べ約920人が集まった。
講師のウィルモア氏は、日本ケズィック・コンベンションの名講師、故スティーブン・オルフォード氏から指導を受け、講解説教者として世界的に活躍している。2012年には、日本ケズィック・コンベンションの主講師として来日することがすでに決定している。
実行委員には、昨年10月に開かれ、多くの決心者を出した関西フランクリン・グラハム・フェスティバルの関係者が多い。地元教会の新しい信仰者のフォローアップも大きな目的のひとつだ。
昨年の聖会でウィルモア氏は、全集会を通してヨハネの手紙一を本文に、キリスト者としての救いの確信と、聖書に示されているキリスト者生活について説いた。ウィルモア氏は参加者に対し、「私が願うのは、この手紙を書いた使徒ヨハネの願いと同じく、皆さんが使徒ヨハネと同じように、イエスにもっと親しくなり、イエスがキリストであることをもっと深く知ることです」と語った。また、「あなたは光の中を歩いていますか。それとも茂みに隠れていますか」と問い掛け、「私たちが光の中を歩むなら、他の人があなたをキリスト者だとわかる。ご一緒に光の中を歩もうではありませんか」と呼び掛けた。
聖会は、11月11日から13日まで3日間開かれる。会場は、大阪府八尾市東山本新町1-15のグレース宣教会・グレース大聖堂で、近鉄山本駅から徒歩10分。問い合わせは、聖書聖会事務局(072・997・4838)。