徳島県立博物館(徳島市)で11日、カトリックの聖地巡礼のドキュメンタリー映像を中心に、その参拝や巡礼の意味を探る企画展「聖地★巡礼 自分探しの旅へ」が始まった。3月21日まで。
同展は、国立民族学博物館(大阪府吹田市)が2007年に開催した同名の展示を元に構成。カトリック三大聖地の一つであるスペインの「サンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼路」と、フランスの「聖母マリアの聖地ルルド」についてのドキュメンタリー映像と資料の展示に加え、日本の「恐山」や地元の「四国遍路」も取り上げる。
入場料は一般200円、高校・大学生100円、小中学生50円。月曜休館(3月21日除く)。問い合わせは、同博物館(088・668・3636)へ。